SBIネオモバイル証券(以降ネオモバ)を開設して1.5ヵ月が経ちました。思ったより使えそうので記事にまとめます。
SBIネオモバイル証券の特徴
普通の証券会社と異なる特徴だけあげていきます。
Tポイントで株が買える
普通の証券会社では現金で現物を買いますが、ネオモバではTポイントを利用して株を購入できます。もちろん現金を入金して株を買うことも出来ます。
何がすごいかというとですね、Tポイントで購入した株を売却すると現金を得ることができます。様々な提携ポイントをTポイントに変換する手段はたくさんありますが、Tポイントを現金に換える手段はほとんどありません。唯一ジャパンネット銀行でTポイントを現金化することが出来ますが、交換レートは「Tポイント100ポイント⇒85円」と効率悪いです。(※参考)
株は価格変動リスクがありますが、それでも大型株を買っておけば一日15%はまず損しませんよね。株を買ってすぐ売却すればTポイントをほぼ等価で現金化できるというわけです。
実質手数料が月16円
ネオモバの手数料は特殊で、月内の約定代金合計額に応じて、月額課金となっています。
月額課金はクレジット決済となりますので、クレジットカード登録が必要となります。
図にも記載がありますが、毎月期間固定Tポイントが200pt付与されますので、毎月約定代金合計額が50万までは実質手数料が216円-200pt分で16円となります。
期間固定Tポイントの期限は1か月でネオモバでしか使えません。毎月200円分以上の株を購入しないと期間固定Tポイントは消えてしまうので、注意です。
端株を購入可能
単元未満株(端株)を購入可能です。数百円程度の少額取引が可能です。
未成年は開設できない
未成年口座は開設できません。現物取引の手数料が安いので、未成年口座が開ければさらに活用できると思いましたが、残念ながら無理なようです。
具体的にどのような使い方になるの?
端株の購入
基本的には端株の購入に使います。
今まではSBI証券で端株を購入していましたが、一決済あたりの手数料は
・約定代金×0.500%(税込0.540%) 最低手数料:50円(税込54円)
となっています。SBI証券だと端株一つ買うのに手数料50円です。
対してネオモバだと月次の約定代金合計50万円まで手数料16円。例えば2,000円の端株を250銘柄分購入しても手数料16円です。断然ネオモバが得でしょう。端株を購入する場合はネオモバ一択ですね。
Tポイントの現金化(ウェルシアHDの優待Tポイント等)
Tポイントを現金化する目的のためだけに使ってもいいでしょう。最近だとウェルシアHDの優待でTポイントをもらえますね。
ウェルシアで毎月20日にTポイントで買い物するとTポイントの価値が1.5倍になる裏技がありますが、この裏技は近所にウェルシアがない方しか使えません。Tポイントの使い道がない場合は、ネオモバでTポイントを利用し株を購入、売却することで、Tポイントを現金化すると良いですね。
月額負担は嫌な方はサービス利用を一時停止可能
サービス利用料の課金を一時停止することが出来ます。開設後、「ある程度端株を購入してもう満足」という方は一時停止するとよいでしょう。一時停止の手順は以下の通りです。
トップ画面を開いて右上のバーガーアイコンをクリック
[マイページ]メニューをクリック
下にスクロールし、[ネオモバのサービス利用状況の確認・変更はこちら]リンクをクリック。(※目立たない書き方しているので注意)
あとは案内通りに進めてください。サービス利用の一時停止の詳細は以下の通りです。
- 月末の最終営業日15時までに一時停止手続きをすることで、翌月より取引やサービス利用料の請求が停止される。
- 一時停止中に約定すると、自動で一時停止が解除される。
一時停止中に株取引を行うと自動でサービス利用開始になるようですね。その後、サービス利用を一時停止したい場合は再度手続きが必要なのでご注意を。
なお、サービス利用一時停止後も優待、配当は受け取ることができます。
さいごに
SBIネオモバイル証券はうまく使えば端株の取引手数料削減、Tポイントの現金化に非常に有効です。先日嫁っちも開設申請してしまいました。
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