国民年金の前納のツイートしたらフォロワーさんにクレジット納付がお得と教えてもらい早速やってきました。
会社を辞めて1号被保険者になったわけですが、国民年金加入書類に前納、早割がお得アピールが。
こういうの見るとすぐキャッシュフローを考えちゃう僕。1年前納で4160/198480=2.1%の利回り。一方で前納しない場合は毎月納付必要だから、それと比べると案外利回りまあまあか???? pic.twitter.com/CLvxNk9iZh
— ローリスク戦士たかっち (@lowriskwarrior) February 25, 2021
1号被保険者への切り替え
皆さん国民年金の制度はご存じですか。国民年金の加入者には大きく分けて1,2,3号があり多くの方がそのどれかに該当します(任意加入とかもあるけど今回は省略)。簡易に説明すると区分けはこんな感じ。
1号 | 2号、3号ではない者 |
2号 | 厚生年金の加入者 |
3号 | 2号に扶養されている配偶者 |
いずれも20歳以上60歳未満が前提です。たかっちは1月に会社を退職して現在無職なため、2号から1号に切り替わったというわけです。なお、嫁っちも合わせて3号から1号になりました。
社会保険は基本的に「要件を満たした日の属する月」から「要件を満たさなくなった日の属する月の前月」までが加入期間になります。厚生年金だと資格喪失日は退職日の翌日になりますので、1月半ばに退職した場合、厚生年金の加入期間は前月の12月までとなり、1月から1号になります(保険の加入期間は月次でみます)。
本当は喪失日から14日以内に1号の資格取得手続きしなければいけないのだけど、サボっていて先日手続きしたというわけです。
前納割引制度
国民年金保険料は前払いすることで保険料を割引することができます。
※日本年金機構のHPより抜粋
複利で年利4%換算で割引です。悪くないですね。
クレジットカード納付制度
平成29年4月から保険料をクレジットカードで納付ができるようになったそうです。クレジット納付した場合の割引額は以下。
※日本年金機構のHPより抜粋
口座振替納付と比べると少し割引額ダウンですが、この条件ならクレジットカード納付一択でしょう。クレジットカードの還元だけで1~2%貯まります。
カードの引落し日ですが、1年or2年前納の場合、4月末引落しとなるそうです。結構な額になりますので、カードの限度額ではねられる可能性あります。4月末までに繰上げ返済等で利用可能額を増やしておく必要がありますね。
実際の手続き
調べていてわかったのですが、1年・2年前納する場合のクレジット納付手続き期限がなんと2月末でした。2月の最終営業日は2月26日ですから大慌てで調査して書類揃えて年金事務所へ行きました。本人確認書類(マイナンバーカード、年金手帳、免許証等)を持参する必要ありです。
また年金機構のページに申出書のExcelファイルがおいてありますから、それに入力して印刷していくと窓口でたくさん書き物しなくてよいので楽かと思います(たかっちは自宅で作って持っていきました)。
配偶者の分もまとめて申請する場合は委任状も必要となります。
郵送でも申請できますが、僕みたいに1号の切替もする場合(特に期限ぎりぎりの場合)は電話で必要書類をしっかり確認した方が良いと思います。行く時間があるのであれば、最寄りの年金事務所で直接手続きするのが安心です。
途中で1号でなくなったらどうなるか
例えば前納した分の期間が経過する前に会社等に就職し厚生年金加入となった場合は、未経過期間の国民年金保険料は還付されます。利回りに納得できるのであれば安心して前納できますね。
「2月末すぎてからこんな記事かいて役に立つんかい!」と突っ込みが入りそうですが、今回の記事は未来のリタイヤ人に向けてということで。
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